お知らせ
コロナと歯周病菌
コロナウィルスが鼻や口から入ってくると、細胞への取り込まれ方は2通りあって、その一つは細胞のACE受容体にコロナウィルスのスパイクタンパクが結合し細胞内に取り込まれます。それが味覚細胞に取り込まれると味覚がなくなり、においを感じる細胞に取り込まれると嗅覚がなくなります。もう一つは歯周病菌であるジンジバリス菌がジンジパインというたんぱく質分解酵素を分泌しコロナウィルスのスパイクタンパクをカットするのですがカットされた部分から細胞膜上で膜融合が起こり直接細胞内にRNAが分泌されます。(下の図参照)またジンジバリス菌のジンジパインが気管支や肺に入るとムチンというねばねばした物質を産生させるので呼吸困難となります。
またインフルエンザにおいても口腔内のケアを定期的に実施している方はインフルエンザの発症率が87%も減少し風邪の発症も24%減少した報告があります。
定期的なお口のケアが大切な理由がよーくわかりますね。
静岡県歯科医師会の資料によるhttps://s8020.or.jp/news/20201202-2/index.html
平賀歯科医院
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